確かに、その通りです。
ここですべてを詳しくご説明することは無理でしょう。
実務において、多くの方がぶつかる壁があります。
その内容と、社労士に委託する利点についてご説明します。
助成金の申請には多くの書類が必要です。
募集要項にも書類の名称が記載されています。
そしてすべて揃えたと思って、窓口に行きます。
そうすると、担当者から不足書類を指摘されます。
あるいは、記載内容の不備を指摘されます。
なぜそのようなことが生じるのでしょうか。
ほとんどの人は、その書類に初めて触れるからです。
窓口担当者は毎日のように同じ書類を見ています。
それで、異なる点があればすぐに気づきます。
ですが申請する側は、そうではありません。
同じ申請手続きを何度もする機会は少ないのです。
繰り返す助成金は、トライアル奨励金などに限られるでしょう。
ただし、窓口担当者と同様、手続きに通じている者がいます。
それが社会保険労務士です。
助成金に必要な書類その他の資料には提出目的があります。
そもそも、助成金自体に目的があるわけです。
職場環境の改善、雇用率の上昇、高齢者の継続雇用など。
その目的を達成しているかどうか確認するための書類です。
審査は書類のみですので、十分な情報が含まれることが必要です。
さらに、事業所が労働保険と社会保険に加入することも目的です。
労働保険料の納付と保険料の控除について確認されます。
担当者はその目的に合った書類が出ているか確認します。
書類が正しくても、必要な情報が載っていないこともあります。
申請書の提出後に不備が分かると、さらに時間がかかります。
それで、窓口で不備を見つけてもらえるのはベターだと言えます。
でもベストなのは、窓口に足を運ぶ前に準備万端であることです。
助成金の目的を把握している社会保険労務士がお手伝いします。
以上のように、助成金の申請には煩雑な手続きが必要です。
むしろ、助成金の精神をくみ取ることさえ必要だと言えます。
事業主様や事務担当者様が日常業務と並行してするのは負担です。
申請を志したものの、途中で断念するケースは多いです。
最新の動向に通じた社労士が、助成金の申請をお手伝いします。
単なる手続きの代行ではありません。
助成金には労働水準の引き上げという目標があります。
とはいえ、高すぎる目標は絵に描いた餅になってしまいます。
社労士は経験から、現実的なアドバイスをすることができます。
助成金という制度を通じて職場環境を改善すること。
従業員の皆様の職業人生を充実したものとすること。
その一助となることができれば幸いです。